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◆読書
「患者見殺し 医療改革のペテン」(崎谷博征;光文社)
脳外科医の崎谷先生の著書。「 日本の医療を問いなおす―医師からの提言」の鈴木厚先生と同じような立場から書かれています。
世界に冠する日本の医療を、カネがないというだけで劣悪なアメリカ医療化しようとしている官僚−厚労省−企業家(オ●ックスの●内さん、ご活躍ですねぇ)の陰謀をあばきます。
見せかけだけの国家公務員減らしのために国立病院を独立法人化し、赤字補填金を削減し、おまけに病院に役人を天下りさせ、という一石三鳥のウルトラC。
見かけ上医療費を減らすためにドイツのまねをして作った介護保険が早くも破滅の兆し。始めたドイツが失敗だったというものをマネしなくてもいいのにね。
患者不在の日本の医療政策(医療そのものではなく、政策です)、これからどうなるんですかね〜。危機を感じておられる方はこの本を読んでください。
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