04.12.01(水) 

 


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    ◆世界遺産青きドナウの旅
     昨日は
    世界遺産青きドナウの旅の3回目。本放送は衛星ハイビジョンですが、うちのようなTV後進地域では再放送の通常VHF放送を観るしかありません。
     3回目は「
    ホッローケー はるかアジアからの民」です。ホッローケーとは村の名前でパローツ民族の後裔が住んでいます。丘陵の間にあるこんもりした農村です。この場所、文化、生活様式がまとめて世界遺産に登録されているとか。人間国宝よりもすごい人たちってことかな。
     歴史の本にもあるとおり、ハンガリーは 2000年前にウラル山脈より東にいたフン族の一枝族のマジャル7部族(首長アールパード)がこの地に入り、先住民族のスラブ族を平らげて建国。のちのイシュトバーン1世がローマ法王から戴冠されてキリスト教国として認められたという歴史を持っています。Hungary の Hun はフン族から来ているというのは有名な話ですね。
     ホッローケーという発音しにくいこの村の家々は、うろこ風の陶器葺きの屋根がほとんどでなんとなく日本の家に似ています。村人も純朴でとてもフレンドリー。思ったよりアジア系の顔がいなかったのはがっかり。でも老後はこういうところで過ごしたいと思わせるようなところでした。
     ハンガリーの民族舞踏のチャールダーシュ(チャールストンではないよ)も紹介。ハンガリー音楽と言えば、バルトークとコダーイが有名ですが、コダーイもバルトークも協力して民謡の収集をしたそうです。この功績は大きいですね。コダーイなどはそれらを集大成してハンガリー詩編という傑作を残しています。
     日本の民謡もまだまだ知られていないものがあるかもしれません。今のうちに国家プロジェクトとしてやらなきゃ。でもNHKには望めそうにないですね。日本にもナショナルジオグラフィック協会があればいいのに。


 


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