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◆読書
「国家破産以後の世界」(藤井厳喜;光文社)
続きです。すべての国民がこれを読めば国家破産は防げると思います。ばかな政治家には票をいれなくなりますので。 ネバダレポートでは個人所有の不動産にも時価の5%程度を毎年財産税として納めるようにするぞと書いてあります。今は不動産の利回りは結構いいものもありますが、5%も上前をハネられたら所有している意味(旨味)はありません。そうなると不動産を持っている人のかなりの人たちが売り払うと思います。不動産価格が下がれば、安く買い集める人が出てくるでしょう。見かけ上の利回りが上がるからです。でも時価が下がって税収が減った政府が税率を上げてくるでしょう。結局イタチごっこ。
それにしても不動産が暴落したら土地本位制と言っていい日本経済はどうなってしまうんですかね。世界基準に戻るだけだろと言われればそれまでですが。
銀行のローン担当者はなにを担保にとればいいかわからなくなって困るでしょうね。お気の毒ですが、事業計画書の見方を知らないで土地の担保があるかどうかだけで融資していたバカどもは即クビ(栗鼠虎)でしょう。
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