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◆読書
「国家破産以後の世界」(藤井厳喜;光文社)
続きです。すべての国民がこれを読めば国家破産は防げると思います。ばかな政治家には票をいれなくなりますので。
国の借金が個人資産の半分を超え、どんどん増えています。個人資産分を超えると国債の裏付けがなくなり、ただの紙切れになります。その前に換金できなくなり(償還期日が
60〜100年後とかになるのも同じこと)利払いだけになるでしょうが、その利払いもインフレになったら巨額で払い切れません。なにせ現在の
700兆円分でも金利が5%になれば 35兆円。公務員の給料や年間税収に匹敵してしまいますから。ということで金利は上げられないので、個人資産自体もどんどん外国へ逃げるでしょう。現在の個人資産分も郵貯に行っている分のかなりの部分は財政投融資により不良債権化しています。ですから国家破産はもっと早いですね。2015年まで持つのでしょうか。
個人国債ってウラを知っている銀行などが国債を買わなくなったので、無知な国民に押しつけようってシロモノです。信用全くなし、低利回りということが知れ渡れば誰も買わなくなるのでしょうが、お年寄りには一番まともなものに見えるのでしょう。相続税もそのうち上げるのでしょうが、個人国債はその前払いですね。
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