05.02.10(木) 

 


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    ◆読書

    生き方の原則 (邱永漢の基本法則)

    生き方の原則 (邱永漢の基本法則)

    邱 永漢

    ごま書房 1996-03
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    株の原則 (知恵の森文庫) 新・メシの食える経済学―お金に恵まれる人生への手引き お金持ちになれる人 (ちくまプリマー新書) 邱永漢の「予見力」 (集英社新書 514A) 非居住者のすすめ (中公新書ラクレ)

     「生き方の原則」 (邱永漢;知恵の森文庫)
     Q先生のエッセイです。いつものQ節ですね。
     「お金儲けのうまい人とはお金の儲かる商売を見つけるのがうまい人である」・・・あたりまえのことですが、お金の儲からない仕事にどれだけ入れ込んでもしょうがありません。これは市場経済下では真実です。
     病院経営の場合はそう割り切れませんが、似たようなこともあります。お客の来ない領域は思い切って削るほうがいいときがあります。実際は隣の病院がやっているから(メンツの問題)とかでついつい張り合ってしまいます。
     今はやや減りましたが、昔は病院など経営したことのない大学教授が院長に天下って来ていた病院がたくさんありました。まったくバランスシートも読めないアンポンタン院長も多かったです。
     地域に病院が少ないと話が変わってきますが、1つの都市にいくつも大病院があって、学閥が違うだけで変に対抗意識をむき出しにして不要なところまで競っているのはまったくのムダでしょう。時間のムダ、医療費のムダ、マンパワーのムダ、すなわち人生のムダです。病院にはそれぞれ得意な領域があるでしょうから、それを尊重し合って互いに患者さんを紹介し合うなどのコラボレーションを図れば、不得意な手術を未熟な術者が行うなどの「人体実験」はなくなるはずですね。 


 


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