05.03.03(木) 

 


     19万と2200ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆オーディオアクセサリー
     何とは言いませんが、デジタル信号の時間揺れが 10nsくらいあるのを数nsにするグッズがオーディオマニアの間で話題らしいです(メチャ高い)。10ns の揺れというと周波数で 100MHz の超音波(というか高周波)の領域です。50MHz の超々音波が逆相になったところで、15KHz の音でさえ怪しい私の耳には全く効果がないと思います。コウモリの超音波を感じてこちらに向かって飛んでくるかあちらに向かっているのかをドップラー効果で知ることができる人がいれば別かもしれません。^^;
     昔からこの手の製品はあり、たとえ測定上変化がなくても
    「人間の耳は測定器よりも感度がよい」と言って悦に入っている人がたくさんいます。健康診断で毎年聴力検査の結果を説明している医師でもある私は、人間の聴力というのはすごく変動がある(何百%というレベル)のを身に染みて感じていますので、いかに優秀なオーディオマニアとはいえ人間の耳が聞き分けていると言われているほとんどの変化は気のせい、あるいは馴化作用のたまものと思っています。
     このような試聴結果はブラインド評価を行うか否か、複数の被検者を個別に聴かせるか同時に同じ場所で聴かせるかで全く評価が変わってきます。後者の場合、特に日本人は他の人と同調しやすいので、メーカー側には有利ですね。よくしゃべるサクラを一人混ぜておけばいいのですから。だからみんな同じように「これを使うと高域がきめ細やかになる」と言ったりするのだと思います。でも、この結果を見てうれしそうに
    「日本人は外人より耳がいいから」と言う人もいるんですよね。 


 


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