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◆読書
「世間のウソ」(日垣 隆;新潮社)
続きです。中国で起きた人身売買のウソ。一人っ子政策で許されない2人め以降の子供を里子に出す親とそれを取り締まろうとする中国当局の話ですが、その子らが海外で売られれば人道劇になるのですね。
精神鑑定のウソ。どうして凶悪犯罪者を精神鑑定するのかという問題が克明に書かれています。なるほどなるほど。
警察がよく「民事不介入の原則」と言って責任回避をしていますが、こんな原則は全くないそうです(成文化されていない)。単に都合のいい言い訳だったわけですね。
部活、男女、絵画(の値段)、オリンピックのウソも面白かったですが、例の「電話加入権返金せず」はサギと断じていらっしゃいます。絶対返せよ。利子つけて。
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