19万と9600ヒット! どうもありがとうございます。
◆読書 「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」(ベンジャミン・フルフォード;光文社)
面白いので今日もこの本です。 この著者はカナダ人ですが、お父上は外交官で、アルゼンチン大使も勤めたそうです。著者も子供のときにアルゼンチンに住んでいたとか。
長じて日本に来たときに、日本語を憶えるために日本語学校に行ったら最初は文法を教えてちっとも会話を教えない。こりゃだめだと思って居酒屋でバイトしたらすぐにしゃべれるようになったということです。日本人の外国語教育が腐っているのはよく知られた事実ですが、外国人向けにも腐った教育を仕込んでいるんですね。
しかしこの上達法ってあのボビー・オロゴンといっしょですね。ボビーのあの怪しい日本語は客やコックから学んだだけとはとても思われず、彼のつき合った怪しい日本人によるものも多いでしょうが。ただ、ボビーには日本語の正当な文章が書けるとは思えません。フルフォードさんの書く日本語の文章はまっとうですが、それは文法も学んで雑誌記者になって書きまくったからでしょう(なにせ日本Forbesの編集長に登り詰めた)。最初が同じでもえらい違いですね。
これからの日本の若い連中もボビーのように文法はむちゃくちゃなので、ワケのわからん言葉をしゃべるけど漢字が書けないんでしょうね(ひらがなは打てないとメールが出せないが、文法はもうあってなきがごとし)。あ、「夜露死苦(まさかケータイはこう変換しないよね?)」は手で書けるだけボビーよりましか。
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