05.06.07(火) 

 


     20万と3000ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆遠隔画像診断

     遠隔画像診断を導入していいのはわかったが、コスト的にはどうなのともよく言われます。うちのような小さな個人病院で利点はあるのかとも訊かれます。

     院内のデジタル化をしなければ、当社の場合は初期費用はほとんどなしで、必要なPC・ルーター・ソフト・プリンタ・スキャナ含むは全て貸し出しとなります。
     これらの機器のリース代&メンテ代、システムのバージョンアップ費用などは1ヶ月あたり5万円程度ですみます。初期費用が数百万円もかかるのではなかなか導入できませんが、最低2年くらい利用していただければ当社でこの分は負担するということです(契約は1年毎)。
     診断料はこれとは別に1件3000円(大量の場合は割引制あり)です。

     遠隔画像診断は何件やっても割高だよと言われます。なぜなら院内のドクターが診断すればいいわけですから。それはそのとおりです。ただし、そこがボトルネックになってCTやMRIという高額機器が十分に活用されていない場合(自分の診断できそうにない疾患には画像診断はしない)は高額機器が遊んでいるわけです。その分お金をドブに捨てているかお札に火をつけて燃やしているようなもの(機会損失)です。5000万円の機器をリースで入れますと月の支払いは 800万円くらいでしょうか。250日営業で 1日 32000円。8時間営業の場合1時間あたり4枚の 1000円に火をつけて燃やしている計算です。

     極端な話ですが、逆にどんな科の開業医様でも遠隔画像診断の契約を結べば、MRIとCTを入れて周辺の開業医(あらゆる診療科)の画像診断を手がけることも可能なわけです。あまりややこしい検査はできないでしょうし、技師さんを1人雇う必要があるでしょうが。



 


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