05.06.22(水) 

 


     20万と5200ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆病院と銀行
     黒字で儲かっている一部の病院(どうしたら合法的に儲かるのか教えて欲しいですが)を除き、日本の病院の多くは赤字です。健康保険制度によって病院の収益はコントロールされていますが、コントロールする側である社会保険機構の経営する社会保険病院でさえ大赤字なのですから自分で自分をいたぶっている変態的な制度とも言えまるのではないでしょうか。
     さて公立病院の場合、赤字は経営母体の赤字に組み込まれて「帳消し」ではなく「先送り」になるわけですが、私立病院ではそうはいきません。銀行が院長から経営権を剥奪し、事務長を送り込んで徹底的にしゃぶりつくします。送り込まれた事務長もガチガチの銀行員。医療経営は全くのシロウトですのでこいつのやることは徹底したコストカットつまり首切りしかありません。それしか知らないと言ってもいいでしょう。収益増大ということは全く考えません。首切りの方が確実でリスクがないからです。
     会議の最後には「一番働かない人から辞めて頂きます」という決まり文句しか言いません。そのうち、首を刈り尽くしてしまい、「
    一番働かない人から辞めて頂きます」と発した瞬間みんなが一斉に自分の顔を見るようになってから、ようやく他の施策を考えようとするのですが、脳いや能がないので・・・



 


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