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◆造影CTについて
仕事に行く病院で常勤医のいないところでは、依頼医の判断でCTを造影をするかどうか決めているところがほとんどです。
単純CTと造影CTを両方撮ると単純CTの検査料はタダになるって知らない依頼医が多いです。
CT用の造影剤が検査料よりかなり高いことを知らない依頼医も多いです。
検査のための造影剤で患者が死ぬこともあり、そうなった場合かなりまずいことになるってことを知らない依頼医も多いです。
教科書に造影CTで血管とリンパ節の区別がつくと書いてあるので全例造影するっていう依頼医も多いです。
最後のは依頼医がちょっと勉強すれば造影剤など使わなくてもたいていの場合判断がつくのであり、こう言うのはたいていが大学病院の場合で研修医ですので、
「あなたの不勉強のために患者に
死のリスクと
支払いの増大(造影剤の3割=約5千円)と
不要な注射で痛い目にあわすという
三重の負担をしいているのだよ」
と教えてあげます。それでも
「3割だったらいいじゃないですか」
と開き直ってウソぶくやつには
「残りの7割は誰が払っとるか考えたことがあるのか」
と言います。それでも誰が払っているのかわからないで首をひねっているアンポンタンもいます。大学病院には専門バカとホンモンのバカしかいないとはよく言われますが・・・(私が研修医のときのことは棚に上げておきますぅ)。