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◆give and then take
「give
and take」という言葉は嫌いではありません。でも世の中には「not
give but take」の人が多いことも事実。
「いや、俺は十分に与えてるよ」
という人も 他人の評価は自己評価の 1/10 ということを忘れています。つまり、
10倍与えて1を得る
のが正解。それでイーブンです。もらった1を自分の中で100倍に膨らませれば、損どころか得になるわけです。おまけに人徳も得るかもしれません。
それに大事なことはまず最初にこちらから与えること。見返りは期待しない。ちょっと与えて最大限むしりとろうとする人が多いですので、これはかえって目立ちます。give
and take と言うと、「与えながらこちらも同時にもらって当然」と思っている人がいますが、ほんとうは
give and then take 与えておいてしかる後に受け取るなんです。
最近の若い医師は教えてもらうことを前提に、自分で計画性を持って勉強することをしないと言われます。まず与える(労働する)こと、しかるのちに何かを得ることができるのです。与えるためには自分でなにをするか考えなくてはいけません。言われたことをする(言われるまで何もしない)のではなく、自分でやることを決める、そして言われたことに対しても相手の期待以上のことをするにはどうしたらいいか考えるのです。それには相手の意図をうまくつかまなくてはいけませんが、上手に質問することでそれは簡単にできるのです。いわゆる質問力ですね。
「えらそうに言うが、お前はどうなんだ」とつっこまないようにお願いします。