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◆読書
「地価「最終」暴落」(立木信;光文社)
土地は再生産できない。輸入もできない。だからいい土地は希少価値がある。
こう言われてこれが常識のように思っていましたが、なんと
土地は輸入できる
のだそうです。まさかと思いましたが、著者の主張はこうです。
海外に工場を移転してそこで生産をすれば
それは土地を輸入したことと等価
なるほど。おまけに労働者は現地の安い人たちを使うわけですから、国内の人員のリストラもできてしまう、いわゆる一石三鳥ですね。
となると土地はますます余る、人口はどんどん減る。額面だけ吊り上げられたクズ土地の値段はどんどん下がるということですね。マイホームを買えと妻に脅かされている人はこの本を買って読ませましょう(女は絶対にこの本の内容を理解しないと著者は書いておられますが)。