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06.03.21(火)
22万 9500ヒット! どうもありがとうございます。 ◆読書 「かぶき大名」(海音寺潮五郎;文藝春秋) 短編集です。収録された「小次郎と武蔵の間」は松山主水の話。この人も全然知りません。 私は剣豪小説が好きですが、メジャーな流派である中条流の流れに二階堂流というのがあるそうです。松山主水は二階堂始祖の孫と言う話です。 小次郎を武蔵に殺されたあと、細川家では剣術指南が長くいなかったのですが、松山主水を抱えることになるのですが、隠居した忠興(残虐で有名)の怒りを買い、病気で臥せっているところを暗殺されてしまいます。もちろん主人公ですからただでは殺されません。そこがユニーク。 忠興は嫌いな人ですが、これでますます嫌いになりました。 またまた海音寺さんは面白い人を紹介してくれたものですね。
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