06.04.27(木) 


     23万 2500ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆読書

         「クラシックCD名盤バトル」(許光俊&鈴木淳史;洋泉社)

       クラシックでバトルというのは場違いのようですが、このお2人の掛け合いはまるで漫才のよう。

       熱い許氏に対し、シニカルな鈴木氏の対比が面白いです。

       クラシックの名曲(選曲も少しマニアック)に対し、2人の選んだベスト盤を比べ、その選者評を読むうちに心が温かくなってきます。

       かなり個性的なお二人ですが、チェリビダッケはお二方ともお好きなようです。ま、たいていの人はお好きでしょうが、この指揮者はまともな録音を残さなかったことで有名なので、海賊版をいっぱい挙げておられます。海賊版もまたいっぱいあるんです。録音者の技量もあるでしょうし。

       ヴァントやケーゲル、レーグナー、ヤンソンスもお好きなようですが、クルト・マズアはさんざん。マカールにいたっては気持ち悪いの一言。

       オーケストラもN響のことをばっさり。

       音楽評論でこんなに楽しい本ははじめて。面白いですワ。

      クラシックはバトルだ!!


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