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06.04.30(日)
23万 2700ヒット! どうもありがとうございます。 ◆永久磁石のMRI装置 日本の日立○ディカルが出している永久磁石のMRI装置はよく売れています。 超電導磁石を用いた高額高機能な装置より安いですし、液体ヘリウムを使わないので電気代も安いというメリットがあります。 デメリットは低磁場であることからくる画質の悪さです。それに最先端の機能が使えませんし、使えるとしても長時間必要でしかも低画質ということが多く、全く実用にならないこともほとんどです。 これで「膵癌の否定」目的で出された検査の読影をするときは、ぼやきたくなります。呼吸停止もしていない1cm厚のスライスで詳細な読影ができるわけがないですよね。 それにしても永久磁石というネーミングは絶妙です。 患者は「えいきゅう」と耳で聞いてA級磁石と勘違いするかもしれません。 C級磁石と改名することを強くお勧めします。 あるいは低磁場、定磁場ですからT級磁石。 え、低級と間違えられるからダメ? それが目的(事実を伝える)です。 |