06.11.05(日) 


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      ◆読書

       「クラシック批評こてんぱん」(鈴木淳史;洋泉社)

       鈴木さんは自らを売文業と規定しておられます。クラシック批評も得意分野の一つで、変わった批評スタイルをとっておられます。

       彼の著作に「わたしの嫌いなクラシック」があり、嫌いなものをあげてこてんぱんに料理しています。

       自分の批評スタイルはどうなんだ・・・ とつっこみたくなります。

       批評家の「例文」をこのように読み解くのだ、というありがたい指南が満載。ですから、クラシックのお好きな人の中で特にレコ芸のような批評誌をお好きな人には一度目を通していただくと面白いかと思います。

       クラシックがわからん、という人にも結構ウケると思います。私は腹の皮がよじれました。


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