06.12.05(火) 


     24万 9200ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆スピーカー

       現在手持ちのスピーカーは10セット以上にのぼります。

       どうしてそんなに多いか、と言われても、それはスピーカーが不完全なものだからです。これ1つに決められないからですね。

       オーディオショップに行くとたくさんのスピーカーが並んでいます。これが唯一絶対に正しいというものがないので多数あるわけです。正しいものがあればみなそれと同じものか追従するものばかりになるわけですが、実際はそうではなく千差万別です。

       1000万円以上の超高級スピーカーでも周波数特性はフラットとは言えません。人間の耳の周波数特性の逆関数になっているかというとそうではなく、似たような特性になっています(ということは高域や低域はよりいっそう聞こえていないということですね)。

       人間の耳ほどいいかげんなものはありません。医学生のときにあるいは医師になってからいやというほど教え込まれています。
       「馴化」やシナプス後の増強など、人間の感覚神経のなんといい加減なこと!
       音圧による周波数特性の変化など、人間の耳はじつにいいかげんなシロモノです。
       「注意していないものは聞こえない」とか「よく耳をすませれば聞こえてくる」とか音のセンサーとしてはとんでもないもの(正確無比の反対・・・正確無理?)です。

       たとえフラットに近い超高級スピーカを使っていても、「どこかにある最高の音を求める」という勘違いを改めない限り、その人は決して幸福には到達しないのです。

       で、私は開き直って、スピーカーは個性豊かなもの(安いものが多い)をそのときの気分によってチョイスするという風に考えます。


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