07.02.15(木)


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      ◆読書

       「這い上がれない未来」(藤井厳喜;光文社)

       この本によると9割の国民が下流化するということです。

       「円が紙くず」になればそうなるでしょうし、円が保ってもいずれそうなると。

       小泉のせいにしている人も多いですが、これは世界がフラット化しているところに原因があるので、小泉のせいではありません。

       現在中流の人が最下流に落ちても、機会均等で努力すれば這い上がれるような社会であればいいのですが。

       著者は9割の国民が下流化するのは回避不可能であり、必ず現実化すると言います。そこから這い上がれる道筋がある社会にしないといけないと主張しておられます。

       さあ、みんなで1からやり直しますか。また競争ですが、若いモンにはまだまだ負けませんヨ。


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