07.03.06(火)


     25万 5300ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆お金のかからない遠隔画像診断での起業(私の場合)

       イメージングネットの北先生をお手伝いするとは言っても、これも夜しかやっていません。

       自分たちの遠隔画像診断プロバイダを作るために、まずシステムづくりという固定観念がありまして(これが大間違い)、松下電器の社内ベンチャーと組んで、一からのシステム作りを始めていました。
       そしてある人の紹介で最初のクライアントができ、松下のベンチャーに作ってもらったシステムを導入し、夜のみの読影を始めました。

       顧客ができますとこちらが対応できるだけのサービスを提供しなくてはいけません。ただ、最初のシステムは1:1の地点しか結べない不完全なものでした。読影医がクライアントさんの施設内に置いたサーバーにアクセスするという形です。

       読影医が私1人しか入れないとなると無理がでてきますので、当然診断医を増やそうということになりました。ただ、1:多、つまり読影医を複数にするのはそんなに問題はないのですが、将来的にクライアントさんが増えていくと、つまり多対多となるとサーバーをクライアントさんの施設内ではなく、独立して持たざるを得なくなります。

       ここで松下さんとサーバー設置と運用の費用の件でもめまして、関係を解消することになってしまいました。

       結局現在のハルクのシステムに乗り換えることになったわけです。ハルクさんのシステムはASP方式ですので、使った分だけを払うのです。初期費用は最低限ですみます。私たちだけでなくクライアントさんにとっても初期費用を抑えること可能で、ビジネス的にもメリットがあります。
       松下さんの方式ではクライアントさんはかなり高額な初期費用が必要です(それが松下さんの主たる収益になるから当然です)が、ハルクさんのシステムでは初期費用はほぼ無料にできます。というか全く無料にしても月5万円程度の基本料金で回収できます。

       ということでハルクさんのおかげで、複数の施設と複数の読影医を結ぶシステムを自由に利用できるようになりました。

       最初からASP方式のあることを知っていたらと、つくづく後悔しています。


ホームページへ

 

パソコン日記