07.08.26（日）

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◆読書

　「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」（武田邦彦；洋泉社）

　北極の氷が融けて海水面が上がるというのはウソですが、南極はどうなのか。

　南極付近の気温が上がれば海水面は下がるそうです。

　普通に考えると海水面が上がるように思えますが、南極自体は氷点下数十度ですから少し気温が上がったくらいでは氷は融けないのです。
　むしろ周囲の海水の温度上昇による大気中の水分含量の増加が、南極の積雪量を増やすので、結果的に海水が減るのだそうです。

　これも日本政府がわざと「海水面が上がる」と文書に「誤記述した、誤っているのに気づいたが、訂正はしなかった」と、この本に書いてあります。