07.09.21(金)


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      ◆オシドリ

       オシドリ夫婦とはよく使う言葉ですが、オスとメスが共同しないと子育てができずに自分たちも死んでしまうことのあるトリがいます。コウテイペンギンですね。

       メスが孵したヒナをオスが受け取り、長い南極の冬(およそ6週間の真っ暗な暗闇の世界)をヒナを暖めて保護するのです。気温がマイナス50度を割ることもある長い時間をヒナをひたすら暖めているのです。オスのお腹はペコペコ。食道から出る分泌液でヒナを養います。

       メスはその間、エサを取りに海に行っています。冬が明けるとお腹にたくさんのエサをためてヒナのところに戻って来るのです。そうしたらオスがペコペコのお腹を抱えながら海に行くのですね。

       それからメスオス順番にエサを取りに行ってヒナを育てるのです。すごい親子愛、夫婦愛ですね。
       親のどちらかが死ねば、残された片親は子供を暖めるか、残して(凍死する可能性あり)エサを取りに行くかの二者選択になるのです。窮極の選択です。へたをするとみんな餓死するのですね。

       自然がきびしいのだからしょうがないと言う人もいますが、この日本の社会もだんだん南極のこの状況と似たことになってくると思いますね。このままでは。


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