07.11.16(金)


     27万 900ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆読書

        「病院屋台」(松村秀樹;小学館文庫)

       医療界の崩壊後の世界を書いた近未来小説。

       場所はそう遠くない日本。医師の大失業時代が到来して、従来の医療制度は完全に崩壊した。数年に一度開かれる全体試験に落ちた仮免医師たちは「病院屋台」を引いて、次の試験までを過ごさなくてはいけなくなったのであった。
       新宿・歌舞伎町に屋台を設置したグループを主人公に繰り広げられるドタバタ生活・・・、殺人(?)事件・・・。

       結構笑えます。苦笑いですが。

       昔、ヨネヨネ先生が医師過剰時代に一坪医院(キヨスク風の駅構内のクリニック)ができるという小説を書いていましたが、この本も「医師過剰が来るゾ」という厚生労働省の大嘘を鵜呑みにして書かれた医師による小説です。

       屋台医師には放射線科医も登場するので、こういう時代になっても生きていけるかな、とほっとしています。チャンチャン。^^;


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