07.11.23(金)


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      ◆医師の数

       日本の医師の数は先進国の平均の 2/3 です。

       厚生労働省は「足りないのではない、偏在しているだけ」と言います。

       決められた定員数は、40年以上前の結核が国民病であった時代に決められた、もともと過少なものです。

       「だから足りているのに外国と比べて少ないのか」と思ってはいけません。その最低ラインさえ一度も超えたことがありません。なのに、このままだと何十年後かに超えてしまいそうだからという理由で厚生労働省は医学部の定員を削減したのです。

       最低ラインを定めたはずの定員数がいつのまにか過剰ラインとすりかえられたのです。

       じゃあ日本の医師の数を欧米並みにあと 50%増せばいいのね、というふうに考えますが、ちょっと待ってください。先進国でも決して足りているわけではないのです。

       たとえ、あと 50%増やしても満足な医療は受けられません。地域差もありますから、という問題ではありません。日本人が1年間に医師にかかる回数は欧米の平均の3倍以上なんです。

       ということは今の 4.5倍に増やして、ようやく今の(足りていない)先進国並みということです。それでも地域差があるから半数以上の道府県で足りないであろうことは予想がつきます。

       こんな状況でも厚生労働省は「足りている、偏在しているだけ」と言っているのです。
       マスコミや橋○弁護士はそれを鵜呑みにしているのですね。


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