07.12.06(木)


     27万 2000ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆ボロボロのレポーティングシステム

       月に何回かお手伝いに行く病院ですが、この前レポーティングシステムを導入しました。

       レポーティングシステムというのは医用画像を表示して(この部分は特にビューワーという)、所見を報告書にまとめるためのシステムです。

       この病院が導入したのはとある日本のメーカーのY電機のものですが、これがもう絶望的に使いにくい。

      ・ビューワーは表示が遅い(ローカルのハードディスクにデータがあるのに)
      ・どの部分の画像(脳・軟部組織・腹部・胸部・・・)でも、最初は肺野条件で表示する(ありえない!)
      ・この表示条件を変えるとき、全部のコマの表示を連動して変えるためには一番上のアイコン(全部を選択)を押してから表示を変えないといけません(通常は全部変えることがはるかに多い;特に最初の表示条件が狂っている、このシステムでは)。表示するコマを選ぶウィンドウは通常一番下にあるので、縦長の医用モニタではカーソルの移動距離が 50cm に達します。これが毎回。私は毎症例「これを作ったヤツは早くイッテヨシ」と言ってしまいます。
      ・ビューワーとレポート画面をカーソルが必然的にいったりきたりするのですが、レポート画面にマウスカーソルをピンポイントにクリックしてもカウスカーソルはそこには落ちず、以前にあった位置に表示されます(アホの極み)。

       他にも使いにくさ満載。プログラマの独りよがりが鼻にプンプン。

       こんなひどいものをまだ売っているなんて、この会社も長くないですね。

       弊社は現在ある会社にビューワーとレポーティングシステムを作ってもらおうかと思っていますが、この会社の製品を他山の石としたいです。

      あまりにも常識はずれなので
      ハナから他山の石にもなりませんが


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