08.01.14(月)


     27万 5100ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆読書

       「この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!クラシックBOOK」(飯尾洋一;王様文庫)

       CLASSICA主催の飯尾さんの書いたクラシック紹介本。

       リヒャルト・シュトラウスの項。

       「ばらの騎士」以外はほとんど若いうちの作品だとか。

       「ツァラストラはかく語りき」も32歳のときに書かれました。ツァラストラは拝火教の始祖ゾロアスターのことですね。この曲、冒頭が有名ですが、全曲を聴いた人は案外少ないのではないでしょうか。全曲聴く必要は全くないですが。^^;

       「英雄の生涯」は面白いですね。スケールの小さい英雄ですが、最後は平和な隠遁生活というのが笑えます。これも34歳のときに書かれたそう。英雄とは自分のこと、難敵とは自分を批判する批評家のことです。

       「ティル・オイレンシュピーゲル」は学生時代に岩波文庫だったかで読みました。のだめで採りあげられたので最近よく聴きますが、人を食った軽いノリが素晴らしい。

       ということで、この人ウィーン生まれとはとても思えません。ヨハン・シュトラウスとは血が繋がっておりませんが、父親の方とは共通した関西系のノリを感じます。


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