08.08.16(土)


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      ◆道具を使うサル

       道具を使うサルというとヒトの別名でしたが、その後チンパンジーも使うことがわかり、2004年には南米のフサオマキザルが使うことがわかりました。

       フサオマキザルは小さなふつうのお猿さんです。

       フサオマキザルは顔より大きな石を胸の前に両手で持ち、体ごと伸び上がって椰子の実にぶつかって割ります。つまり割る直前は二本足で立ち上がった格好になっています。

       格好は違いますが、ヒトが椰子の実を割っているのを見て覚えたサルがいたのでしょう。

       この行為はかなり背筋を鍛えることになるので、石を使うことを覚えたフサオマキザルは長時間直立歩行ができるようです。
       ということはこれがヒトの祖先に起きた進化への大きな一歩だった可能性があります。

       さて、2つの疑問が生じます。

       一つはフサオマキザルの系統から新しい人類が誕生するのかということ。ヒトが滅べば何千万年もたてば起きそうですね。

       もう一つはこのサルはたぶんヒトの行為を見て覚えたのでしょうが、最初に実を石で割ったヒトの祖先は誰が割っているのを見て覚えたのでしょうかということです。
       宇宙人?
       それとも過去にもっと優れた別の人類がいたのでしょうか?


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