08.08.24(日)


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      ◆原始人

       っていう筒井康隆の小説がありました。私ならこう書くな。

       森の中にムラがあったとな。そこのムラの人たちは集団で狩りをして暮らしておった。

       一番偉いやつを村長(おさ)にして、取ってきた獲物をおさの差配で仲良く分けておったと。

       ある日、おさが「がんばってこい。たくさん獲れたらみんなに余分に分けてやろう」と言いました。

       男たちは勇んで狩りに赴きました。そして大きなガマイノシシを2頭もしとめたのです。みんな汗びっしょり、くたくた、勢子役のキジイは角に突かれてケガをしてしまいました。

       つづく


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