「コピー用紙の裏は使うな」(村井哲之;朝日新書)
せこいコストカットして、大きな損失をしでかす会社があります。コピー用紙の裏を使っていると情報が流出したり、間違いが増えてしまうからです。
コスト削減するのは従業員のためと言います。カットしたコストでさらに従業員を増やしていけば、従業員側からのコストカットの提案が活発化するのです、というのが著者の主張です。
コストカットと言えば従業員のクビを切るだけという企業が多いのですが、従業員を活発化しつつもコストをカットするというのが理想ですね。
それがこの本に書いてあります。そう言う意味ではすばらしい宝の山です。