クリスマスなんて関係ない。
大化の改新は蘇我入鹿を中大兄皇子の皇子と中臣鎌足が女帝の前で暗殺した事件ですね。謎はいっぱいあって諸説紛々。
蘇我入鹿の時代は法治国家のはしりで、道ばたにものが落ちていても誰もネコババしないと言われた時代です。ま、罰が過酷だったからですね。
中大兄皇子の皇位継承権は低かったと言われています。彼に野望がなかったか?
中臣鎌足も祭祀を扱う氏族で、政治の中心からは阻害されていました。単に蘇我氏に嫉妬していただけでは?
蘇我入鹿は百済系渡来人のまとめ役として大きな力がありました。ユダヤ人や華僑が権力を握っているいくつかの国を思わせますね。
645年、百済嫌いで新羅に親密感を抱いていた(?)中大兄皇子と中臣鎌足は、これ以上ない卑劣な手段で一気にクーデターを起こすのです。
その後、唐と新羅の連合軍に戦いを挑み大敗するのですから、新羅が好きだったのか嫌いだったのかよくわかりませんが。
外交なんて関係ない、国内をおさめるだけで必死だったのでしょう。人気のない今の総理大臣のようだ。
その後、大海人皇子(中大兄皇子とは兄弟でもなんでもなかった、とか、異父兄弟であったとか言われていますが)によって、中大兄皇子の直系は王位から長く遠ざけられました。
ぽっと出てきて無茶苦茶やってその後政治的には抹殺された。んー、中大兄皇子って史上最低の総理の村山よりヒドイですね。