「ビジネスマン奇跡の整理術・時間活用術」(ジェフリー・メイヤー;三笠書房)
マスター・ファイルという概念が紹介されています。
捨てないと決めた書類をファイリングするわけですが、ファイルする前にマスター・リストにとっかかりとしてその書類の内容とどこにファイルしたかを記入していくのです。
これをしないと書類が迷子になります。
そりゃそうでしょうね。
書類を捨てるか、きちんと保存するか決めるのは救急医療でのトリアージみたいですね。
「この人は治療しても無駄」
「この人はあとでゆっくりみてもOK」
「この人は看護婦にまかせて帰しても大丈夫」
「この人は今治療しないとまずい」
「この人を助けるにはマンパワーと時間が必要、ほかの人を助けるひまがなくなる」
ただの書類だと気が楽ですね。