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◆読書
「朱龍賦」(伴野朗;徳間文庫)
明王朝の始祖、朱元璋の生涯を書いた小説です。
乞食坊主から身を起こし、張志誠と陳友諒に挟撃される位置にいながらこれら2人を倒し、元朝をモンゴルに追いやり、中国を統一したあと、貢献した功臣たちを大粛正したあの人物です。
以前、堺屋太一さんの「超巨人・明の太祖朱元璋」を読みましたが、それより物語性が高いです。なんと日本の武士(北条氏)も登場。
三国志時代も宗の時代もおもしろいですが、明も朱元璋と永楽帝の時代もおもしろいですねぇ。
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