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子麻呂が奔る (文春文庫)
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調首子麻呂という人物が主人公の短編集。『斑鳩宮始末記』の続編ということですが、私はそちらは読んでいません。
時は推古朝。聖徳太子の時代。聖徳太子像も等身大の人間として描かれています。と言っても、太子そのものは話のはしばしにしか出てきません。
調首子麻呂は現代ではデカチョウというところでしょうか。捜査、逮捕のほか、暗殺もやるようです。でも実際は悩める中年やもめ。
主人公が魅力的なのと、当時の風俗が生き生きと描かれていて、非常におもしろかったです。
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