「コ の業界のオキテ!!」(藤原博文;技術評論社)
コというのはコンピュータのことです。
技術評論社の本はどれも好きです。ウマがあうというか。
藤原さんの本は他も読んでいます(「Cプログラミング診断室」など)が、この本はプログラミングの本でなく、この業界の裏話(というか表話)に関するものです。
COBOLやFORTRANは私も大学生のときに習いましたが、もはや古文ですね。
COBOL は会計処理に適した言語。でデータベースを使うプログラムを1から作るより、データベースソフトの付属処理言語で作った方がはるかにラクで早いので、COBOL
はスタれてしまいました。
ソフト製作会社が会計処理ソフトを受注した際に、データベース言語で作るとあまりに早くできてしまったので、倉庫に寝かせてから顧客に渡していたそうです。え、制作費は工程日数に比例するからですよ。