「コ の業界のオキテ!!」(藤原博文;技術評論社)
あのシグマ計画の話も載っています。
シグマ計画というのはもと通産省の国家的プロジェクトで、1990年には60万人のプログラマが必要になるので、シグマOSというものを作り、このソフトウェア危機に対処しようとしたもの。
実際は シグマOSは滅び、1995年に 60万人の無能なプログラマが余ったのです。250億円の税金が投入されたようです。
シグマOSの上で作ったソフトを高速化するのにチャレンジした著者はそのプログラムを他のOSに移植したら
100倍も速くなったとか。シグマOSは存在そのものが悪とぶった切っています。
補助金目当てにシグマOS用の仕事を取りたがっていた会社も多かった、とか。いずこも同じですね。