09.09.12(土) 

 


     29万8800ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆Celeron

       Pentium の廉価版という位置づけで始まったこの CPU のブランド、「安くて速くて安心ね〜」ということで結構お世話になってきました。

       Wikipedia でその歴史がわかりますが、会社の戦略によって運命を左右されてきたかわいそうなヤツ(それとも女?)なのです。一次は社会から抹殺されましたが、ファンの熱い声援により復活しました。

       Celeron と言っても、内部の構造(アーキテクチャ)により大きく3つの世代に分けられます。P6マイクロアーキテクチャ世代、NetBurstマイクロアーキテクチャ世代、Coreマイクロアーキテクチャ世代です。

       初代 Celeron はP6マイクロアーキテクチャ世代の Covington コアのもので動作周波数はなんと 0.266 GHz。私の最初に使った Celeron はP6マイクロアーキテクチャ世代の次の Mendocino コア(Centrino ではない)の 0.533GHz のものだったと思います。

       グラフにある Celeron 1.1GHz はP6マイクロアーキテクチャ世代最後のコアである Tualatin-256K のはずです。

       その下の Celeron 2.6GHz はNetBurstマイクロアーキテクチャ世代の Northwood-128K コアのものになります。グラフの形が他の Celeron とは違います(むしろ他社の Athlon 64 X2 に似ています!)が、アーキテクチャの違いによるものです。

       Celeron E1200 は Coreマイクロアーキテクチャ世代の Allendale-512K コアになります。Pentium E2160 の Allendale の機能縮小版のコアです。
       Celeron E3200 はまだ実測していないのでグラフにありませんが、この
      世代の新しいコア(Wolfdale コア)ですので、同じコアの Pentium E5200 と同じような感じ(動作周波数は 0.1GHz 低いですが)になるでしょう。



 

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