「億万長者の哲学 最終章」(浅井隆:あ・うん)
ご本名は関喜良とおっしゃるとか、どこかのブログに書いてありました。
この本は歴史の大好きな筆者が、よく知られている歴史上の逸話でページをじゃんじゃん消費しており、かんじんの経済本としての内容はかなり少なくなってしまっています。
後半はなかなかいいことが書いてあるのですが、前半はそれの繰り返しで、「本代返せ」と叫びそうになりました。
最後はやっぱり、ご自分の投資クラブの宣伝で終わっています。この本の目的はやっぱりこれね、と思う人も多いでしょう。
本を書くのは目的にあらず、単なる手段である、とのお考えのようです。
最近多いですね、こういう人たち・・・ でもまあ、本の内容がおもしろければいいけど。