「もう一人のチャーリィ・ゴードン」(梶尾真治:早川書房)
カジシンの短編集です。
チャーリィ・ゴードン、そう、我々(だれ?)の間では昔からよく知られている友達です。彼を題材にした表題作よりも「芦屋家の崩壊」のほうが面白かったです。ポーのアッシャー家のパロディであることは明白ですね。
ポーのってどんな話だったか・・・
あとはどこかで読んだ話ですが、この本はノスタルジー編なので、以前どれかの本に入っていたものを組み替えたため、重複したのでしょう。
カジシン得意のムチャクチャ泣ける話を期待するとちょっとつらいですが、やはりカジシンらしくあとをひくオイシサです。