先月の話ですが、インテルが新 Atomプロセッサ
N450, D410, D510およびチップセットNM10を発表しました。
今度の Atom はCPUにグラフィックコアとメモリコントローラを統合しています。従来の3チップ構成(CPU
+ チップセット + I/Oハブ)から2チップ構成 (CPU + チップセット)
になり、Core i シリーズと似たような構成になります。
私の持っている Atom330 は 45nmプロセスで作られた
CPU なんですが、それとコンビを組むチップセットがなんと
130nmプロセスで作られています。チップセットのほうが発熱が多いのでファンがついているのです。CPU
はファンレスなのに。
今度の D510 は CPU 部分は 330 と同じですが、これに
45nmプロセスのグラフィックコアとメモリコントローラを統合しています。TDPは
Atom330 の(8+22)Wから 15Wに減っているそうです。当然オールファンレスです。
グラフィックコアとメモリコントローラの統合は当然パフォーマンスの向上も果たしているでしょうし。
これも買いですね。