それはイーサイトヘルスケアのシステムです。
なにがすごいかというと、このシステムを病院のみに設置するだけで、あとは世界中のどこからでも誰でもいつでも遠隔画像診断できてしまうのです。
こう書くとあたりまえのように思われる人もいますが、ほかのシステムでは読影医側に特殊な環境(VPN付きのインターネット回線とか)が必要になることが多いからです。
手持ちのパソコンが使えるものは少ないです。DICOMビューワーとかDICOM接続ソフトなど結構高いソフトが必要です。
このシステムでは読影医は普通のパソコンと普通のインターネット回線以外なにも要りません。ウェブブラウザのみ。
ですから Mac でも Linux マシンでも使えます。
病院側のメリットとしては、その病院の常勤医でなくても、知り合いの診断医に
ID を発行するだけで、読影してもらえるのです(ID発行は無料)。
知り合いの高名な先生、用事で来られなくなったバイトの読影医、遠隔画像診断の専門家、同じ病院グループの他の病院の放射線科医、産休や育休中のドクター、そこを辞めた読影医、海外での第一人者など、いろいろな相手に経済的負担をかけずに読影してもらえます。
今時インターネットにつながっているパソコンを持っていないドクターはいないでしょうから、事実上好きなドクターが選べるといっても過言ではありません。
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