◆中国人読影の問題
横浜で急に左膝の前内側が痛くなりましたが、湿布をばんばん貼ったのでだいぶましです。湿布もバカにできませんね。
さて
横浜の学会中に問題になっていたのが、ある遠隔画像診断会社が中国人医師に遠隔読影の依頼を出していることです。
すでに昨年より学会や専門医会では過剰なまでの反応があり、後者ではガイドラインを策定するという対処を行っていました。
ガイドライン策定時は「日本の医師でないものに読影をさせるのは問題」と言っていた厚労省は、この学会直前に態度を変えたようで、「参考意見としてなら違法ではない」と読売新聞の記者に回答していました。金銭感覚がおかしい与党になったので安いことはいいことだということにしたのでしょうか。
私は一番の問題は中国人医師のレベルだと思います。
「中国では医師免許なんか金で買える」、「中国人が日本人の健康に貢献しようとするはずがない、適当に書きなぐるだけ」とか「報酬に不満なら悪意を持って所見にドクを入れるんじゃ」とか恐ろしいことを言う人もいますが、ほんとうに医師であって、きちんとした放射線科読影医の教育を受けていて、なおかつ日本の大学院生(一部は有能ですが)などよりレベルが高ければ、だいぶ問題は少なかろうと思います。
ちょっと過激な意見でしょうか。
まあ、テラークは国産選りすぐり、ダブルチェックで、行けるところまで行くつもりです。