◆医師でない人の視点
済生会茨木病院放射線科の平岡先生ご推薦の本。
医療問題の把握には公平な視点での理解や評価が必要です。
常識のないと言われる医師からの反論も、節操がないと言われるマスコミの論調も、互いに水掛け論となり、ちっとも事態は改善されません。両者の間のクレバスはどんどん深くなるだけですね。
そんな中、この本は医師専門の転職コンサルタントが書いた、比較的まともな本です。まともというのは、偏見が少ないという意味ですけどね。
あまりこういう立場で書かれた本がないだけに、ちょっと清涼感があります。というか他の本が毒っ気が多すぎるのだと思いますが。