10.06.16(水) 

 


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      CPU の片マヒ

       この前から高槻遠隔画像診断センターで使っているメインマシンの調子が悪いのです。

       急にいくつかのウインドウが動作しなくなるが、マウスは動く。マシンもファンが高回転を始めている・・・
       で、一度スイッチをきればしばらくは保つが、また同じことに。
       どうも熱暴走のようですが、挙動がヘン。

       ははぁ。Core2Duo マシン(デュアルコア)なので、1コアだけの熱暴走だと気づく。人間で言えば片マヒの状態だ。

       確かめるために、めもりーくりーなーを常駐させておくと、CPU の稼働率が 50%に張りついてしまう。アタリだ! 

       それにしてもいつも片側のコアだけが死ぬのはなぜだろう。製造ミスなら CPU 交換かぁ。痛いなぁ・・・

       奥行きのある CPU クーラーを分解すると、ファンと CPU との間の放熱フィンにびっしりとほこりがついていました。ほこりの分布が微妙に偏っていて、それが1コアだけ熱暴走する原因のようです。
       Core2Duo は発熱が多い(このマシンの場合 E8400;アイドル時の実測データで 97W)ので、放熱フィンも表面積を稼ぐために枚数が多く、隙間もやたら狭い。ファンで大量の空気を吹き付けるので、ほこりがたまりやすいっていうことでしょう。

       自宅のメインマシンは最大消費電力 8Wの Atom330 マシンなので CPU にはファンがありません。ファンで吹き付けられないのでフィンにはほこりはたまっていません(浮遊しているほこりが自然に落ちてきて堆積するだけ)。

       これから速いマシンには気をつけよっと。


 

 

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