◆ 元手のかからない遠隔画像診断
最近はインターネットだけで遠隔画像診断ができてしまいます。たとえば
Windows をお使いの場合・・・
1.病院の手順
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●病院で
DICOM データを CD-R に焼く。 ●DICOM
ファイルの入ったフォルダを Lhaz などのアーカイバでまとめて1つのファイルにする。
●そのファイルを データ便 とかのファイル転送サービスで読影医に送る。
●依頼用紙はスキャンしてメールに添付して送るか、FAX
で読影医に送る。 |
2.読影医の手順
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●データを開いて、Apollo View Lite などのフリーの
DICOM ビューワーで見る。 ●File Maker
Pro のようなデータベースで所見をつけて、読影報告書を作成。フリーソフト(PrimoPDF など)で PDF 化する。その所見をメールに添付して送る。
◇送るファイルはそれぞれ暗号化すればなおよし、です。
私は月並みですが、 Lhaz で暗号化ZIP に変換するか、
アタッシェケース を使って圧縮することが多いです。
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以上は Windows
での場合です。ほとんどお金はかかりません。
File Maker Pro
がなければ Open
Office Org
に付属のデータベースか表計算ソフトでもいいと思います。
私は今もこの方法でやりとりしている施設があります。場合によっては当日読影してすぐ結果を返すことが可能です。
システム会社に頼まなくていいし、お金はかからないのですが、手間がかかるのが最大の問題ですね。
このシステム(もどき)で1件所見をつける時間で、イーサイトなら5件くらいは所見をつけられそうです。