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10.07.05(月) 

 


     31万 1500ヒット! どうもありがとうございます。

      ◆ 頼朝はきらい?

           

      「霊鬼頼朝」
      (高橋直樹;文春文庫

       

       私の好きな時代作家高橋さんの著書。

       4つの短編からなります。

       1つめは頼朝の三男貞暁が主人公。母は大進局で、政子からは疎まれていますが、実朝など政子の子孫が暗殺されてからは源氏唯一の血筋となります。
       2,3作めは義経が主人公。
       4作めは実朝が主人公。

       それぞれの主人公が頼朝に人生を狂わされているのです。
       頼朝自体も北条家に狂わされたわけですが、権力があって武力がある者たちの生涯は毎日綱渡りの連続だったのだと思うと、ほんとうに今の時代に生きてよかったと思います。


 

 

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