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10.08.01(日) 

 


     31万 3000ヒット! どうもありがとうございます。

      西高東低

       気象用語ですから、日常会話で聞くと、「成功? とうてい・・・無理」と続くのかと思ってしまいそうですが、これは我々放射線科医師にとってはある重大な意味を持ちます。

       東京の人は知らないかもしれませんが、放射線科診断医にとっての年収と地位を表わす言葉です。

       まあ、あまり一般に流布しているわけではありません。^^;

       ここでの「西」とは主に関西と九州ですね。この2地区は昔から放射線科診断医による画像診断の価値が認められています。一番よくわかるのがバイトの給料です。20年くらい前でも大学院生だった私は週に3日バイトに行っておりましたが、今のサラリーマンの平均年収の4倍を軽く超えていました。学生のくせに・・・ ^^;

       神奈川より向こうの病院は東大、東北大の支配地で、内科や外科の権力が強く、放射線科診断医の必要性は低く考えられていました。だから東京などでのバイトは安いものが多いようです。それに無闇に遠いところが多いとか。

       ということで、遠隔画像診断ならどこに住もうとあまり関係ないようですが、物価が安いので関西で放射線科診断医をやるのが、絶対にオトクです。尊敬の念も西高東低だし。


 

 

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