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オーディオネタ
西大津のハードオフに行きました。水曜日に立ち寄ったところ、3つのスピーカー
ONKYO
Scepter SC-2、 ONKYO
Liverpool D-500II、長岡鉄男オリジナルSwan
D-101
の、私にとってはかつてのアイドルたちを一度に見つけてしまって、頭に血が上っていました。
「土曜日朝まではまじめに仕事をして、土曜日夕方に買いに行こう」と思って、心を鎮めていたのでした。
ONKYO
Liverpool D-500II は私の手持ちのスピーカー ONKYO
Liverpool D-500 のバージョンアップ版です。最大の変更点はバスレフのポートが筒から折り返しスリットになったことです。PMC
のトランスミッションラインのような、半分「音響迷路」チックなものです。
しかし、音は低域補強だけではなく、先代で引っ込み気味だった中音も前に出てくるということで、二代目はかなりの改善とする人が多いですが、「先代はよくできた楽器だったが、二代目は響きがない」という人もいます。
どうですか、自分も聞き比べたいな〜と思いませんか?
長岡鉄男オリジナルSwan
D-101
も売れ残っていました。箱の上に載せる鉛のインゴット(おそらく7-8000円くらい)付きで、15750円。オトクだとは思うのですが、箱(キャビネット)はフォステクス純正のキット(シナ合板)ながら工作精度はいまいちです。ユニットの
FE106Σ もかなり傷んでいます。
だいぶ悩みましたが、いざとなればカットした板はネットで買えますし、ユニットも代替モノにはなりますが、新品が買えますので、わざわざ中古を買う必要はないのですね。
それに Swan よりは Super
Swan の方を作りたいですよね。
ONKYO
Scepter SC-2 ですが、正直なところ上の2つより興味はなく、実物を見るまでノーマークでしたが、腐っても
Scepter。あのグランセプターと同じセプターシリーズですよ。オーディオファンには抗いがたい名前ですね。
私は今まで自分の手持ちのスピーカーたちと聞き比べるために同じような価格帯のスピーカーをいろいろと買い増してきましたが、セプターなんか買ってしまうと、もはや勝負にならないでしょう。でもオノレの楽しみをうち捨てても、いい音の追求に走りたいなという気持ちもあります。
いろいろ悩みましたが、結局
ONKYO
Scepter SC-2 を買いました。
買うとき少し値切って、63000円にしてもらいました。キズと日焼けが結構あったので。
買って帰って早速繋いで音出し。サイズの割に低音が出るし、結構しまっています。バスレフ方式で、ONKYO
Liverpool D-500II のようなスリットダクトですからもっとトロトロした低音かと思っていたのでちょっと意外でした。高音はシルキータッチですが、解像度はなかなかです。ま、買って大正解ですね。
今持っているスピーカーたちはそのうちヤフオクでデビューするでしょう。