11.02.14(月)
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◆逆説の日本史13
逆説の日本史13 近世展開編 江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫) 井沢 元彦 by G-Tools |
p14 増田長盛が浦戸でサン・フェリペ号の水先案内人のフランシスコ・デ・サンダから「わが国はまず宣教師を派遣して信者が相当の数になったら軍隊をさし向け、国土を征服するのだ」と聞いて、秀吉に伝えた。
p109 14代将軍家茂が上洛するときに、護衛として清河八郎に命じて浪士隊を作らせた(新選組の起源)。本来は旗本(武士)が護衛をすべきなのに町人あがりをわざわざ雇ったのは、すでに武士の戦闘力が地に落ちてただの官僚になっていたから。
p130 和冦にやられ人心も離れ、息も絶え絶えになっていた明は、秀吉の唐入りでさらにとどめをさされたかっこうで、ヌルハチの侵入を止めることができなかった。
p132 明が滅んでしばらくのあいだ鄭成功ががんばっていたので、日本から「余った武士」を派遣していれば台湾に今以上の親日政権ができていただろう。
p138 島原の乱はキリスト教徒狩りではなく、キリシタン大名であった有馬家のあとを受けた松倉家の暴政のためである。ありまぁ、まっくら!
p206 楽焼きの楽は聚楽第の楽から名付けた。利休が朝鮮人を先祖に持つ長次郎に命じて作らせた。
いやあ、勉強になる本ですね。