99.04.10(土)

 


 今日は医局の引っ越しです。以前婦人科病棟だったところで、6人部屋を4人で使うことになりました。部長クラスは個室を2人で使うことになっていたのですが、喫煙者と非喫煙者の数が合わず、私は大部屋に流れたのですが、広くなってよかったです。個室を2人で使うよりは3倍広い勘定ですもんね。

 どうも同室のお3方はマック党のようですから、もし部屋に電話線が引かれるのなら、Windows95 マシンに Proxy97 を入れてルーターにするか、もう一台 Linux マシンを入れてルーティングしますかね。

 しかし、病室というのは暗いです。照明のことですが、雰囲気+オーラももちろん暗いです。ま、今日が雨だから余計にそう感じるのでしょうが。あっ背後霊が! 産婦人科病棟ですから水子の霊かな。

 

長城のかげ (文春文庫)

長城のかげ (文春文庫)
宮城谷 昌光

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 本日は宮城谷昌光さんの「長城のかげ」(分春文庫)を読みました。劉邦と項羽の楚漢戦争を背景にした5つの短編をおさめたものです。

 劉邦も項羽も脇役で、周囲の人を題材に選んでいます。韓信や黥布・張良などの有名どころもほとんど出てこず季布・盧綰・陸賈・劉肥・叔孫通といった、あまり有名でない人物を主人公にしています。宮城谷さんの小説はカチコチに乾いた文体ですが、かめばかむほど味がうるおいが生まれます。司馬遼太郎の方がソフトですが、どちらも大好きです。劉邦と項羽はもっと読みたいネタですが、私が映画監督なら劉邦は西田トシユキ、項羽はキムタク(少し背が足りない?)で行きたいと思いますね。


 


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