99.06.27（日）

　17200ヒット！　どうもありがとうございます。

　今日はパソコンはいじっておりません。ということで、昨日読んだ本の話。

　大阪にちょっと所用があり出かけたのですが、電車の中で読書できました。実は寝ようかと思ったのですが、冷房がガンガン効いていて、寝たら死ぬ、いやカゼをひきそうだったので本を読んで過ごしました。ということで「やぶ医者のつぶやき本当の話」（森田功　三笠書房知的生きかた文庫）です。週刊ビッグコミック（オリジナルでしたっけ）で連載されているマンガの原作本です。

　著者は順天堂大学講師を勤められたあと開業された方で、マンガが連載中に鬼籍に入られました。解説には診療所のあったのは三鷹台とありますが、患者との暖かい交流が描かれており（葛飾あたりの）下町風情が感ぜられます。さまざまな話が載せられていますが、著者自身が肺に持病を持っておられたようで、健康な（？）患者とのやりとりがペーソスを呼びます。